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悲話(SM小説) 理名の壮絶な過去【漆黒の三日間】

理名の壮絶な過去Ⅱ 復讐の三倍返し<2話>

このお話は下記の続きです。
未読の方は先にコチラをお読みください。

理名の壮絶な過去Ⅱ 復讐の三倍返し<1話>


<3日後>

真菜「アオイ先輩。お疲れ様です!今日の拷問のえげつなかったですねぇ笑」

アオイ「そう?あんなの序のくちぃ。まだまだ本気出してないしw」

「さすがですー!!先輩!社に戻ったらソッコーで報告書終わらせて今日は飲みに行きません?アオイ先輩に聞きたいこともたくさんあるし!」

「そっこーで?何言ってるの。それは真菜の事務処理次第でしょうがw」

「てへ…笑。そうでした笑」

2カ月前に所属する拷問部隊に入社した真菜と二人、ターゲットの住む部屋での情報入手のミッションを簡単に成功させたアオイ。
時刻はまだ19時を少し回ったところ。

理名との一件でアオイは少し考え方を変え、闇雲な暴力や苦痛を伴う肉体的な拷問から、精神的や性的な拷問にも領域を拡げていっていた。

仕事に対する価値観や視座も変化し、以前には興味のなかった後輩育成でさえも、今では熱心に行っている。
そんなアオイを慕うように、新人の真菜もまた研修期間ではありながらも熱心にアオイの指導を楽しんでいた。

アオイは慕われる喜びや、後輩が成長する過程の楽しみを見出し、二人はバディとして二人三脚で歩みを進めている。
飲みに行きたいという真菜の提案を受け、帰社後の報告書作成も一緒に手伝おうと笑みを零すアオイ。

そう決意したアオイは一刻も早い退社を願い、すぐに車のエンジンをかける。

「あ、あれ…?」

「ん?」

「あれ…おかしいな…エンジンかからない」

「え。バッテリーが上がっちゃったですかね」

「えー。でもライトの消し忘れとかもないし、先週に車検だったんだけどな、この車」

「そうだったんですか、弱りました……ね…」

「うん。っていうか、なんかこのエアコン変な匂いしない…?」

「え…………そ……うで……すか………?」

「ま………な……?ど………し………た」

 

急なエンジントラブルに何度もエンジンの始動ボタンを押し直すアオイ。
そのたびに駐車前に設定されていた暖房が、点いたり消えたりを繰り返し、やがて噴出口からは南国の花のような、甘い匂いが車内に漂う。

「あれ…なんかやっぱり変な匂いす……る。まずは暖房………」
だが、その匂いの正体がなんなのかを話し合うよりも前に二人は意識を失っていた……。

………。

………………。

<後方の車の車内>

「あらあら。まるでレズカップルね。お互いに寄り添っちゃって」

「可愛い寝顔ですなー。人生最後の安らかな寝顔なのかな?www」

「里緒?私の車をお願い。私はあっちの車で移動する」

「はいはいw。てか、エンジンに細工して、何度も付けると、その度にエアコンから特殊なガスが噴き出しちゃうとかw。一回で諦めたらどうするんだよw」

「はあ?。あんた、万が一自分の車のエンジンかからなかったら絶対に何回も始動を試みるわよね?そのたびにアクセサリーモードになって、この時期ならエアコンも絶対に付くに決まってるじゃない」

「最初から車にガスを撒いておけよw」

「ばーか。それじゃあドアの開閉でガスが逃げちゃうじゃない」

「それもそうかw」

「じゃ、あとで "あそこ" でね」

「はいよーw」

 

◆次回
理名の壮絶な過去Ⅱ 復讐の三倍返し<3話>


■シーズン1【理名の壮絶な過去。漆黒の三日間】

理名が後輩女社員に監禁拷問される衝撃の3日間!!
打撃、乳首責め、水責め…。そして理名を狂わせる激臭レズ責め、飲尿…。

 

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