この物語は理名の休日として理名が飼っているナメ犬ペット君との物語。
理名はペットとどう過ごしているのか。ほのぼのした理名のＳＭポエムも交えながら、デートシーンを無料範囲内でもお楽しみいただけます。
この物語の先にはメイサと理名が合同で、秀一との強制ホモ（有料版）が待っていますが、
普段のセクシャルリベンジ（性的復讐）とは違うそんな番外編の平和なシーンだけでもお楽しみください。
まあ、一般的には平和じゃないけどね。ナメ犬願望がある子はこんななめ犬になれるといいわね。
ピンポーン！
「ん－……。はい？」
「おはようございます理名様。ワンコです…」
「あ笑 おはよ。あがっておいで」
私はインターフォンの画面に映るワンコの顔を確かめた。
時刻はまだ8時半だった。
たまの休日。
セクシャルリベンジクラブの所長として数々の依頼をこなしながら、休みは自分で決めている。
最低でも週に1日。映画を見たり、マンガを読んだり、好きな音楽を聴く。
私にも人並みに性欲もある。
SEXをすることもあるが、特定の彼氏と呼ばれる存在はいない。
理由は二つ。
一つは誰かを愛せる自信を失ったこと。
もう一つは、誰かに愛される自信を失ったこと。
それでも私にもかわいいペットがいる。
私は以前、インターネットでＳ女として応募を出したことがある。
【ソフトなＳ女として、たまにこちらの性欲を解消してくれるペットを募集します。応募条件は与えてもらえないことこそが、与えてもらっていることだと思う方】
少し哲学的な募集だった。
もちろんわざとだ。
概念的な言葉から、具体のイメージが付く相手。そんな対象を探すには手っ取り早いのだ。
”分かっていない人”は抽象的な応募をする。
”分かっている人”は具体的な言葉と、〔おっしゃっていることのメタファーを受け取りました〕という返答をする。
前者は「性欲解消したいです！」「舐めるのが好きです！」「ペットになりたいです！」と、
短絡的で○○がしたいという自分本位の応募に加え、文章後半の〔与えてもらえないことこそが、与えてもらっていること〕に触れない。
後者は「深いお考えですね。ソフトなＳ女ということは、ご経験は豊富と拝察しましたが、今回はその手のペット募集をされたいと推察しました。どうぞ末席に加えていただけないでしょうか」みたいな返信をしてくるものだ。
全ての文章から相手の狙いを推察し、予測を立てて、”僕はわかっています”というシグナルを送る。
「末席に加えて下さい」
複数人いるうちの一人でも僕は構いません。
そんなメッセージだ。
数人の候補者とお茶を飲み、一人のオトコに決めた。
「じゃ、あなたにお願いするわ」
「ありがとうございます。嬉しいです。今後は理名様と呼んでもよろしいでしょうか…」
「好きに呼んでいいわよ。私はあなたのことはワンコって呼ぶから」
「ワンコ……あ、ありがとうございます…」
「見返りは？」
「え…？」
「私の性欲解消や玩具になってくれるのでしょう？」
「はい、もちろんです」
「あなたの見返り。何を与えて”ほしくない”？」
「そ、それでは…僕の性欲と…射精…あと理名様が面倒でない範囲で、僕の価値観をぶっ壊してくれませんか…」
「性の価値観？それとも人として？一人のビジネスマンとして？」
「ぜ、全部です…」
「わかった。でも、あなた、初めて私を理名様と様付で呼んでいいか質問した時に勃起したわよね？ついでに勃起も奪ってあげる」
「……う、あ、ありがとうございます…」
ワンコとはこうして主従関係と舐め犬の中間位の関係がスタートした。
1年以上の関係になるが、私はあの日から1度も彼に射精を与えていない。
そして、金属製の貞操帯を契約日にプレゼントした。
彼は装着してから1か月後に学生時代の友人とスノーボードに行き、皆で温泉に行くことになったが、その時も私はもちろん貞操帯は外さなかった。
あの手この手でコソコソと友人から逃げるように行動をして、そんなことまで制限して”いただいている”という苦しさを与えた。
組織で壊す奴隷と違い、ワンコはただのペットだ。
それなりに躾けもする。
今では月に1回こうして朝から私の家に呼び、普通の男女の様なデートを楽しむ。
もちろん、何もかも与えない喜びを彼にはたっぷり”与えてあげている”。
「お、お邪魔します…」
「はーい。靴を脱いだら、そこで全裸になって。玄関から1歩でも入ったらあなたは2足歩行禁止ね」
「ありがとうございます…。ここに汚い洋服と下着は畳んで置かせていただきます…」
「うん。そこに並んでいる靴で一番匂いが強いやつ、舐め掃除してからこっちにきてね」
「は、はい……ありがとうございます…」
スマホを弄りながら、私は着ていた家用の衣類を脱いで、シャワーを浴びる準備をした。
もちろん、ワンコと一緒に入るのだ。
合わせて読もう！
特別 舐め犬ペット奴隷契約書1007 （舐め犬ワンコの契約書）
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理名と舐め犬ペットの休日デート②
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