このお話は以下の続きとなります。
未読の方は先にそちらからお読みくださいね。
ばこっ!!!
ドゴっ!!
「いったああい!!やめろ!!やめてってば!!痛いい!!!」
引いては振り落とし、また引いては振り落とす。
理名さんは何発も彩の膀胱と恥骨を交互に殴り続ける。
「いらいいい!!もうやめてええ!!」
「どっちが痛いか聞いてんだよ。クソ女」
ブリーフを被されたまま絶叫する彩は10発目を受けたくらいで、ようやく「恥骨!!ぢごつうう!!!いたいい!!」と回答をした。
「はああぁぁぁ…はアアアあ゙…」
肩で大きく息をする彩は拘束された脚を閉じようと内股になってみせたが、間に椅子の足置き部分があるためそれはかなわない様だった。
「なんなんだ!!おまえら!!凛太郎はどこだよ!!!近くにいるんだろ!!!」
まだ”凛太郎”という架空の貢ぎ男がいると信じている彩。
私は思わず失笑をした。
「そんな男は存在しませんよ。居るのは理名さんと私、凛だけ」
「どういうことだよ!お前が騙したのか!」
「そう。あんたみたいな大したことない女が脚で踏むだけで何十万も手に入れられるわけないでしょう」
「いいからとりあえずこれ取ってよ!!臭いんだよ!!」
両足首に手枷をされて背中側で拘束されている彩は、必死に首を振りブリーフをなんとか剥がそうとしていた。
「あら、いいじゃない。いつもお店では顔面騎乗とかしてM男に股間の匂いを売っているんだよね?たまには自分が堪能しなさいよ。無料だから嗅ぎ放題よ」
「ふざけんな!M男のなんて嗅ぎたいわけねーだろが!!」
「そう。それは残念ね。男の匂いはキライ?」
「好きなわけねーだろ!!汚ねーんだよ!!早く取れ!!」
「分かった。じゃあ、女の子の匂いにしてあげる。凛?」
「はあい笑」
私はジップロックの袋の中でしっかりと密閉されていた柚月の上履きを取り出した。
「こっちは女の子のですから、気持ち悪いM男さんのじゃなくてよかったですね」
彩に被さっていたブリーフを顎側で浮かせて、彩の鼻のあたりに柚月の上履きの脚が入る穴が来るようにブリーフの圧で固定する。
「うっぷ!!!!なにごれえええ!!くっさいい!!!!ぼえ゙え゙ええ!!!!」
「しっかり堪能してくださいね。M男さんだったら喉から手が出るほどほしいJKの何年も履いた上履きですよ」
「ふざげんなぁぁぁぁ!!!くっさい!!くさいい!!くさいいいいい!!」
「なんかさっきよりも大騒ぎじゃない?笑」
「本当ですね笑。仮にも女の子のなのに。」
「これだけ臭がってる様子、全部録画しているから、今度あの兄妹に見せて恥ずかしい想いさせてあげなよ笑」
「はい笑。いいネタになりますね笑」
耳元で理名さんはこの場とは関係のない提案をする。
こうしてこことは関係のない奴隷さえも、その奴隷の悔しさや恥ずかしさを自覚させるためのツールにしてしまう。
そういう意味ではこの組織によって別々のエージェントに飼われいている奴隷たちは一つのファミリーみたいなものだ。
一度この組織に狙われたら徹底的にプライドや理性、精神や肉体が崩壊するまで飼い殺されるのだ。
そう思うと私はゾクゾクと脳内に熱いものが流れるのを感じた。
そっか。
私は奴隷の脳を犯しながら、こうして奴隷たちに脳を犯されているんだ。
ふふ。もっと・・・
もっと酷いことさせて・・・
「さ。このままお洋服脱がせようか」
「でも、手足拘束してますよ。脱がせずらいですね」
「あ。大丈夫。全部ハサミで切っちゃえばいいから」
「や!!やめてえええ!!!!」
「やめろ」ではなく「やめて」。
私は彩の中に湧き上がってきている恐怖を見逃さなかった。
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