こちらは下記の続きです。
大学生カップルの悲劇 強制家畜つがい調教①
「本当に申し訳ないと思ってるなら、スカート捲って下着見せてみなよ」
「――なっ…!?」
この人も女性で、自分も女だ。そんなことをして何になるというのだろう。
五条の方をちらりと見たが、そんな理名の言葉にもぴくりと反応する様子も見せない。莉子の体にはあまり興味がないのだろう。
単純な強姦などとは全く違う、嫌な予感が莉子の頭を過る。
(写真を撮って、それを盾に脅す――気なのかな、)
それにしてはスマホを構えるそぶりも無ければ、なんなら理名は悠斗をつなげた排水管横の便座に座って、楽しそうに此方を見ているだけだ。
莉子の逡巡を感じ取ったのだろう、理名が溜息混じりに声をあげた。
「あいつさ、ついこの間まで軍隊入ってたんだけど、隊内で暴れまくって除名されてあたしが拾ってあげたの。だから図体と力だけはやたら強いわけ」
「え…」
「五条が本気でカレシくんの顔蹴ったら、どうなると思う?」
莉子は慌てて、五条の方へ視線を寄せる。
あの筋骨隆々な足が、悠斗の顔に叩き込まれれば、勿論怪我だけでは済まないだろう。
下手したら首が折れて即死などという事もありうる。莉子は生唾を飲み込み、おずおずとワンピースの下のスカートへ手を掛けた。
「うわ、めっちゃ気合入ってる!可愛い下着!清楚な顔して、このあとカレシくんとヤるつもり満々じゃん」
嘲るような声。
莉子は両手をふるふると震わせて、スカートの下を理名に晒す。
淡い水色の、フリルのついた下着。
そういったつもりはなかったけれど、もし万が一そういったことになったら――、なんて思わなかった訳ではない。
それがこんな所で露出するはめになるなんて。瞳の端にじわじわと涙が溜まってくる。
「ブラジャーも見てみようかなあ、勿論上下揃ってんでしょ?」
「…っ」
莉子は更に上までワンピースをたくしあげると、胸を露出させる。
フリルのついた水色のブラジャーに包まれた小ぶりな胸がふるふると恐怖に揺れた。
ワンピースだったため、莉子の顔は腰のあたりの生地が被さる恰好となり、視界が奪われた。
まるで巾着袋のような間抜けな格好になり、一層莉子のプライドを押し潰す。
理名はその様子に舐めるように莉子の身体を近づいて見始める。
「なんか筋肉質でいい身体してるね。部活かなんかやってるの?」
「り、陸上をやってます...」
「ふーん。種目は?」
「短距離……と、ハードルも…」
「へえ、それで腹筋とかうっすら割れてるんだ。っていうか、これ短パンの跡?」
「はい......」
そこには初夏とは言えうっすらと日焼けをした脚と、普段練習中に身に着けている短パンの焼けてない部分がくっきりとしていた。
「そうなんだwだっさーいw」
「うぅ」
「男はそういう日焼け跡みたいなのが逆にエロいってやつもいますぜ、俺はこういうの好きだね」
「ぐ、、ぅ...」
理名のバカにした言葉も悔しかったが、急に知らない男に性的な視線を向けられて莉子の羞恥心は一気に高まった。
もう一度理名は舐めるように莉子の身体を見る。
「じゃあ、ついでにその小ぶりなおっぱいも見ちゃう?」
「おお。待ってましたぜ」
「か、勘弁してください...」
「はあ?そこまで見せておいて何言ってんのよ」
理名がブラジャーを取り去るよう命じようとしたその瞬間だった。
好きな女の子を守りたい本能だろうか。
悠斗が目を覚ました。
「――ッ、ここ…!り、莉子!?お前ら、何して!!!!」
続きはコチラ
大学生カップルの悲劇 強制家畜つがい調教③
作者は本作の続編を執筆中ではありますが、サイトに訪れていただいた皆様の反響で公開を判断します。
本作を読まれて続編が気になる方は、「いいね❤」ボタンを押していただけると助かります...