こちらは 大学生カップルの悲劇 強制家畜つがい調教⑨の続きです。
未読の方はそちらからお読みください。
「そういえば莉子ちゃんて陸上やってるんでしょ?」
「は、はい…」
「ユニフォームとかあるでしょ。それに着替えておいでよ」
「え…なんで……」
「なんで?私が見てみたいからだけど。ほかに理由必要?」
そう言いながら横目で理名は五条を見た。
莉子はそれがあの大男に対する理名の指令の前触れだと気づく。
また、自分のせいで悠斗が恐ろしい目に合うかもしれない。
応えるしか道はなかった。
「いえ、、着替えます……」
「グズグズしてると、この場で着替えさせるけど」
「えー。この場で着替えないんです?見たいな、俺は」
「やへろお!!」
悠斗はボールギャグをはめながら必死に抵抗をしたが、理名たちはまったく聞こえていない様子だった。
莉子はその場で着替えろと理名たちが言い出しそうな気配を感じ、気が変わらないうちにそそくさとユニフォームを引き出しから取り出してバスルームに向おうとする。
「ねえ。わかってると思うけど、下着の代わりにユニフォームだからね」
「え…」
「ユニフォームってインナーショーツっていうの?スポーツ用の可愛さの欠片もないダサいパンツと、胸が揺れないブラとかあるでしょ。それもちゃんと着用してね」
「ぅ…はい…」
莉子は部活を通常時はジャージとTシャツで行っていた。
大会でもないとユニフォームは着用しない。
ユニフォームの機能性は高いことはわかっていたが、莉子はこのユニフォーム姿になることをいつも恥ずかしいと思っていた。
男性から好奇の目で見られることもわかっていたし、お腹が出ていることで身体のラインが明確になり、ビキニを着ているような恥ずかしさがあった。
莉子はその恥ずかしさも自分がより早く走ることで、見ている者にはブレて見えると信じて大会の時はより一層力を入れていた。
そのユニフォーム姿を間近で知らない男や、大好きな悠斗に見られる。
そう考えると恥ずかしさに襲われたが、逆に言えば下着の上にもう一枚の布を羽織れる。
そうポジティブに無理やり考えて、莉子はユニフォームに着替えた。
「着替えました…」
「あら。可愛いじゃない」
「おお。これはこれでたまらんな」
「……」
「じゃあ、後頭部で手を組んで。片足あげてみて?」
「え…」
「はやく」
「はい…」
「足は右足をあげられるところまで頑張ってあげてね。新体操の選手みたいに」
間近でユニフォーム姿を見られるだけでも恥ずかしいのに、手を頭の後ろで組み片足を上げ、情けないポーズを取らされる。
莉子は再び顔が紅潮した。
「キレイに脇は剃ってるんだな」
「ねー。なんかすこしテカってて汗臭そうではあるけれど笑」
二人の会話が自らの脇に集中したことで、莉子は組んでいた腕を折り曲げてなるべく脇を見せないようにする。
「ほら。勝手に閉じていいって誰が言ったの?」
「うぅ…すいません…」
「じゃあ、その恰好でさっきの続きね。悠斗君は莉子ちゃんを想ってせんずりしたことはあるの?」
質問の矛先が悠斗に向いたことで、莉子は一瞬安心したが、その内容と質問の仕方の下品さを理解して恥ずかしくてたまらなかった。
「外してやりますか。口のやつ」
「そうね…」
五条がボールギャグを外すと同時に悠斗が堰を切ったように口にする。
「お、おまえたち…こんなことして…どうなるかわかって...」
バチバチバチッ!!
理名がスタンガンのスイッチを押して、片足を上げている莉子に近づいた。
「や!!やめろって!!!や!!やめて!!」
「あら?逆らうのか従うのかどっち?」
「汚いぞ…」
「ねえ?脇って皮膚が薄いからこんなところに電気流れたら超痛いよ?笑」
「ひい……やめてええ!」
「しかもちょっとさっきから湿ってるし笑笑」
「ううぅ…やめて…」
「わかった……やめてくれ、、ください…莉子に手を出さないで…」
ボールギャグが外れたことで”話せる”という自由を手に入れた悠斗だったが、手足は拘束され状況は何も変わっていなかった。
莉子は人質に捕らわれ、話せるようになったことでこの状況の悪化は自分の口にかかっていることを悟った。
「早く答えなさい」
語気を強く理名が言う。
「ネタにしたことは……あります…」
「ねえ。さっきの莉子ちゃんの答え聞いてなかったの?莉子ちゃんみたいな可愛い子がまんずりネタって言ったのに、あなたは?」
「ぐ……せんずりネタに……してました…」
「わははははwまんずりとせんずりでも、両想いだな。お前らw」
「ぅぅ」
「ぃぃぃ、、うぅぅゔ」
五条のこの言葉は二人のプライドを崩すのに十分影響を及ぼした。
そして理名はついに、屈辱の命令を下す。
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大学生カップルの悲劇 強制家畜つがい調教⑪
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