「それにしても久しぶりね。なんでいきなり私に連絡してきたの?」
「ハハハ。なんか急に理名っちと仕事がしたくなったんだよ~」
「嘘くさい。あなたが私にアタマを下げるなんて余程のことだよね?」
「まーいいぢゃんwそんなことよりあたしを雇うの?それとも雇わないの?」
「それが雇われる側の態度?笑 相変わらずね」
「あざーすw」
「褒めてないから」
深夜の喫茶店で里緒は数年前と変わらない態度でおどけて見せる。
『理名のやり方は甘いの。奴隷に愛情なんて要らないんだよ。里緒、そういう理名は見ていたくない』
愛と絶望の狭間で悩んでいた当時の私は、里緒の一貫したやり方にいつも辟易としていた。
同時にリスペクトもしていた。
組織のやり方がどうしても合わず、突然の辞任を表明した私。
『抜ける代償は身体で払ってもらうことになった。相手はあたし。覚悟しなさい』
髪の毛を鷲掴みにされて、顔を覗き込んだ里緒の本気の眼光に私は怯えた。
『脱水症状で救急搬送されるかもねw理名の涙と汗と、あの汁でね』
その言葉を最後に、私は記憶がない。
目が覚めた時、うす暗い地下室にいた。
救い出したのは先代だった。カチカチとした音で目覚めた。
そう。
全身が震え、自分の前歯が音を立てていたのだ。
***
あれから数年。
里緒はかつてのコンビだったころの様に屈託な笑顔で私の前に現れた。
目を見た時全身の毛が逆立った。
それでも尚、私は里緒を受け入れる。
光と闇を手に入れた私に、怖いものなどない。
※この登場人物の「瑠衣」は小説上の瑠衣です。実在の人物とは関係ありません※
「あ。来たわよ」
「お?どれどれ~~」
瑠衣「理名~~!!!久しぶりだね!!」
「久しぶり笑」
瑠衣「初めまして。瑠衣です」
「ハジメマシテ!里緒ですう!」
「入れ」
「マスター?ここの扉、閉めていい?」
『どうぞ。シャッターも閉めますか?』
「ううん。大丈夫。今日はそこまではしないから」
『わかりました』
「これ。いつものチップ」
『毎度おおきに。あーあと、今度2~3人若い女借りたいんですが』
「マスターの頼みならいつでもいいわよ。年齢とかバストサイズとか前に渡したURLのサイトから奴隷契約書の番号で教えて」
『わかりました。助かります。僕が人間でいられるのも理名様のおかげです』
「大げさなのよ笑」
「そこ、正座ね」
男「はい、、」
女「はい…」
「おおーなかなかかわいいぢゃん。二人ともw」
「この子が里緒。電話で話したでしょ。今回の話のメインは里緒に担当してもらう」
「あーおっけwアタシは飽きたしどーでもいいよ。こいつらがどうなろうと」
二人「うぅ……」
「女あ、ちょっと一日歩いて蒸れたから両足キレイにして?男はマッサージ」
瑠衣がそう呼びかけると二人は「…ありがとうございます」と言い、
女は瑠衣のパンプスとフットカバーを口につまんで脱がせペロペロと手に持って舐め始める
男はもう片方の足を持ちゆっくりとマッサージを始めた。
S女が他のS女を目の前に、自分の奴隷にこういうことを強制するとき”私の奴隷はこれくらい素直です”というある種のアピールやマウントがある。
そういった見栄を私も瑠衣も好まないが、瑠衣はわかりやすく今の状態の奴隷を里緒に伝えるために敢えてやってみせたのだろうと私は思った。
クレバーなS女は話が早い。
「躾けてんねーw」
「相変わらずだね。瑠衣も笑」
「まー当然そうするでしょ。奴隷なんてこういうことしか役立たないんだから」
「それで?この二人はウチラに棄てられたらどうなるの?」
「あーうん。男は東京湾、女はリオデジャネイロかな」
「リオデジャネイロ?w」
「うん。あたし南米の組織とつながりあって。ラテン男の奴隷はきっついぞーwあはw」
その話をされた時、男も女も動きを一度止めて額に汗が溜まっていった。
「わかった。1年間私たちの組織で守ってあげるわ。あんたたち」
男「…ありがとうございます」
女「感謝いたします…」
「そう言ってもこの人たちに飼われたらお前ら人間でいられないけどねw」
「そんなそんな瑠衣さ~ん。でも動物では居られますよおおおw」
「なんか似てるね、あんたたち…」
私の〔似てる〕という言葉に男が震えだす。
きっと瑠衣も散々この二人で遊んだのだろう。
「瑠衣も鬼なんだから、ウチに入りなよ。何回誘っても興味示さないんだから笑」
「あ~いいのいいの。アタシそういう組織とか?無理!」
「組織?無理?昔の理名っちぢゃんw」
「うるさいわね」
「たま~~~~~~~にどうなったかラインで教えてよ。興味ないけど」
「わかった。じゃあ、これはとりあえず、預かり金ね」
「多すぎ。半分でいいよ」
「え。そういうのはいいんだって」
「いいの。アタシはSMは趣味だから。友人割ってことで」
「そう。そういうならそうさせてもらうけど」
「かっこいーねーおねーさん!w引継ぎに当たって何かNGってある?」
「ん-ー。」
「うん」
「ん-ーーーーーーーーー」
「え?ないのw」
「ん-ーーーーーーーーーーーーーーー」
「ないのかなw」
「かわいらしい女にさせることと、性欲処理がまともにできる男でいることかなw」
「あーそれなら絶対大丈夫w200%保証w」
「だよねw」
二人はそのやり取りにビクビクする。
すでに相当の性欲管理をされている様だった。
「じゃ、遅いからアタシもう帰るわ。これが今の奴隷契約書だから」
「了解。目を通しておくね。飼ってどれくらい?」
「まだ2か月くらい」
「まだってwこのルールで2か月はww」
「わかった。ねえ?待って瑠衣。久しぶりにあのおっちゃんのラーメン食べない?」
「おおおお!!いいねいいね!賛成!」
「じゃあ里緒。あとは任せても大丈夫だよね?」
「うん。よゆー」
瑠衣は立ち上がり、靴を履き満面の笑みでこういった。
「その靴下男にやるわ。一年間はそれハンカチにしとけw」
「じゃあね。お前たち。1年後も日本で会えるといいねw」
男女「はい……ありがとうございました…」
「じゃ、いこー。理名?ドラ〇ンボール興味ある?」
「え、、ないけど…」
「マジ?wあとでベジータの魅力教えるわ」
「…いや、いい」
「で、ベジータってさ、髪伸びないんだわ。ってことはだよ?」
「よし。じゃあ、お前らとりあえず、全裸ね」
男女「う…はい…」
「あたしが質問するから、イエスの時は男は「しこしこびーむ!」って全力で言え、女「クリチンポ勃起中!」ね」
女「……う、はい」
男「はい……」
「ノーの時は男は「いいえ」、女は「いいえです!おまんこぱっかーん!」ね」
女「わかりま、、、」
「おい?聞いてんの?」
女「く!クリチンポ勃起中!!」
「あーいいね。でもなんかつまんないからダブルピースでやって」
女「う、、く!クリチンポ勃起中!」
「とりあえず、最初の質問ね。瑠衣さんの資料によるとまだ1回しかやってないんだって?」
男「し、しこしこびーむ!」
「年齢は男が23で、女が21か。付き合って3週間で、1回やって、瑠衣さんに飼われたと」
女「く!クリチンポ勃起中!!」
「だはっwwお前ら大学の先輩・後輩なんだw2年間も同じサークルで好き同士だったのに、先輩が就職して半年で告白w」
男「しこしこびーむ!」
「だっせえwww2年かけてようやく付き合えたのにwwまだ1回しかやってねえのに、まともな恋人一週間じゃんw」
女「クリチンポおお……勃起中……!」
「まあ、いいやwじゃあ、とりあえずさ」
「お前ら明日の朝一で市役所行って婚姻届出してこい」
男「………し、、、しこ、、、、しこびーむ」
女「くり……………ちん…ぽ勃起中……」
「この2か月間、一回も絶頂してねーみたいだけど、お祝いに女は男のちんぽフェラしていいぞ。トイレでやれ。ビデオ実況な」
女「………クリチンポ勃起中、、、、」
「あ、時間は2秒ね」
男「し、しこしこびーむ!」
「ところで、お前ら、名前は?w」
※この登場人物の「瑠衣」は小説上の瑠衣です。実在の人物とは関係ありません※
男女の名前募集中☟(現在は募集していません)
関連小説:とあるsrclubの朝礼 (里緒の冷酷さ)
※この日から数日後としてお読みください
アンケート①
— 理名【残忍S 女】 (@SRclub2021) November 1, 2021
アンケート2
— 理名【残忍S 女】 (@SRclub2021) November 1, 2021