このお話は以下の続きとなります。
未読の方は先にそちらからお読みくださいね。
車から降ろした彩を車いすに座らせて、一気に地下3階まで運ぶ。
エレベーターはゆっくりと開き、車いすの取っ手を押して一番奥の壁の右手。
そこの扉には[F]と書かれている。
組織にある地下室は全て外から施錠できるようになっている。
全ての部屋は天井の換気口の中に取り付けられたカメラによってその内部で何が行われているか24時間記録され続けている。
音声も高感度なマイクによってその場にいるような質で聞くことができ、エージェントはその場でそれを”見ているもの"にいつでも語り掛けることも可能だ。
歯科医院を模したその部屋は、
患者が治療を受ける際に座る治療台が備わっている。
私と凛は彩の両脇と膝を抱えてその台に移乗した。
電動式のその椅子は背もたれをボタン一つで180度にフラットにできる仕様だ。
「あとあと面倒だから脚は椅子から降ろして足首同士は拘束しておきましょう」
彩を身体は椅子に座らせたまま、脚を開脚させた上だらーんと椅子から垂れ下がる格好にさせて、 両足首を手錠で固定した。
「パンツルックだからこうすると後で脱がしづらいですね」
「大丈夫よ。 切っちゃえばいいからね」
「なるほど笑」
腰骨を鉄製の半円型の拘束具で固定し、首も同じように固定する。
目が覚めた彩は自分の意志で椅子から降りることもできない。
「手はどうしますか?」
「暴れそうだから、椅子の後ろに回しておこっか」
「はい」
傍に無数に置いてある手錠や他の拘束具。
そこから適当な手枷を取り、 私は椅子の背面に両腕を回し両手首を足と同じように固定した。
「あとは目が覚めるのを待つだけですね」
「起きるまで財布とかスマホでも漁っておくわ」
「じゃあ私はトイレでも行っておきます。 最中にいきたくなってもかっこ悪いですし」
「それ。 まだ我慢できる?」
「え?できますが」
「じゃあ、あとでこいつに飲んでもらおうか」
「へへ。 私、女に飲ませたことないかもです」
「喜んで飲むM男より、 嫌がる女の方が飲ませがいがあるでしょう」
「それもそうですね笑」
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