このお話は以下の続きとなります。
未読の方は先にそちらからお読みくださいね。
「はじめまして・・・」
「こんにちは。はじめまして。所長をやらせていただいています。理名と申します」
「メールさせていただいた秀夫です、、」
「はい。拝見しましたよ。確か貢いでいたS女の女に復讐したいんですよね」
「はい・・・。」
「メールも一読しておりますがどれ位のお金を貢いでいたんですか?」
「さ、100くらいかと・・・」
「随分なお金ですね…。失礼ながらよくそんな金銭的な余裕がありましたね」
「貯金の全てです・・・。恥ずかしながらこの歳になるまで彼女も出来たことなくて、友達もおらずコツコツと給料を積み立てたお金でした」
「なるほど」
「最初は自分の性癖がMということで、、所長さんのような、、美人さんに・・・」
「理名でいいですよ」
「え、、はい…。理名さんみたいなS女さんを眺めるためにSNSを始めたんです・・・」
「所謂、閲覧用ってやつですね」
「はい・・・。ですが、ある時に彩という現役のSMクラブの女王様のアカウントを見つけて、そこに掲載されている写真を見て憧れを持ちました。自分も同じように虐められてみたい。どんな顔なんだろう。どんな匂いがするんだろうって考えるようになって・・・」
「はい。わからなくはないです」
「その時、彼女のプロフ欄に射精管理という文言を見つけて、、入会金の3000円なら安いものだと・・・」
「うん。その金額で終わればね。」
「はい・・・。入会と同時に射精を禁止されて、、その・・・どんどんムラムラしていって・・・」
「でしょうね。」
「出したいとお願いするといつも断られて・・・」
「そりゃ断るでしょうね。出したら一気に冷めて”顧客”じゃなくなるリスクありますからね」
「はい・・・。でも、徐々に悶々として苦しんでいる僕をバカにしてほしいと思うようになって、、言葉責めしてもらうための権利を「購入」するようになっていきました」
「まあS女たちも有限な時間を使ってバカにするわけですから、そこに対価を取るのは全否定はしませんが、あなたも彼女の経済活動の一環でバカにされていると認識しなくてはなりませんでしたね」
「はい・・・」
「それに本来言葉責めというのは別にたいしたことじゃないんですよ」
「え、、たいしたことじゃない?」
「そう。例えば私がアナタを飼えば色々やらせたり、色々な責めをする。そのSM的なプレイに紐づくもので、そんなものは当たり前なの」
「は、はい…」
「だからイチイチ私はそこに価値を感じないし、言葉責めだけでジャンルを確立するなんていうのはガキのお遊びなのよ」
「ごめんなさい・・・」
「私に謝ってどうするの笑」
「い、いえ。。はい。そうですよね。」
「ふふ」
「それで。。やり取りを重ねて、10万くらい貢いだ時に、いつかは彼女のお店に招待されるんじゃって淡い期待を持つようになりました」
「そうやってなんでも自分の都合よく現実を解釈してしまうのはM男さんの悪いところですよ笑」
「はい・・・おっしゃる通りです・・・それで、彼女にお店で会えないか聞くと〔100万貢いでくれたら会える。過去にもそうやってお店にきた客は何人もいる〕と・・・」
「ふーん。その話はホントかはわからないですね。」
「でも、彼女のPayPayのスクリーンショットには150万を越える残高があって・・・」
「あのね。150今すぐサラ金で借りるよね?それを自分で入金する。その後そっこー返す。もしくは、2台スマホ用意してあたかも誰かに振り込んで貰ったように自作する。同じようにすぐに返す。これくらい簡単にできるし、実際彼女なら借りなくても150くらい見せ金作るのは容易でしょう?」
「な、なるほど・・・ぼ、ぼくは僕なんかよりも何倍もお貢ぎしてるM男さんがいるんだと焦ってしまつて・・・ど、独占欲っていうか・・・」
「いい?独占欲というのは、何人かの中の誰かが独占、つまり所有できるから独占欲なの。この場合の彼女は誰のものにもならないから誰からも独占されないの」
「うぅ・・・そうでした・・・」
「まあ、いいですよ。それで復讐したいと思った直接の原因はあるんですか?」
「はい。。実際に100万貢いでくれたらお店を紹介すると言われていたんですが、本当に100万貢いでから総額100万円貢いだと彼女に伝えてみたんです」
「うん。そうしたら?」
「それは総額ではなくて、一括で100だったと。。」
「はー。なるほどねえ。入会金や言葉責めの購入費用ではなくて、あくまでも”紹介料”の名目で100万渡せと」
「そ、それで貯金をはたいて一括で100振込ました・・・」
「ええ!!!?よくやったわねえ。そんなこと」
「どうしても、、彼女に会いたくなってしまって、ここまで100万貢いだのだし、ここで会えなければ意味がないって思ってしまって・・・」
「うん」
「そうしたら、いまお店と喧嘩して出勤してないとか、海外旅行いくとか、なにかにつけて理由を付けられて、、なかなかお店を教えてもらえず・・・」
「うん…」
「その間も射精禁止は続いてて、あなたのためにオリジナル貞操帯つくりたいとかで30万とか言われて、、」
「え?笑うん」
「差し出し人に住所すらなく送られてきた貞操帯は通販で買ったみたいな貞操帯でした・・・」
「うわあ。それは酷いね。原価数千円よ、きっとそれ」
「はい・・・」
「たまりかねて「いつになったら教えてくれるんだ。貯金ももうSMクラブのお金代しか残ってない」と詰め寄ったんです…」
「あ~もうなんかわかります。その後の展開が」
「そうしたら〔2,300万でウジウジ言う人じゃないと思ってた〕と、いきなりブロックされました」
「なるほどね、、」
「途方に暮れては、SNSを徘徊してるときに、見つけてしまったんです」
「何を?」
「彼女のお店用のアカウントです」
「なるほど。別々に運用していたのね」
「そこには、僕にお店と喧嘩中とか海外旅行に行くと言っていた日付で、色々なお客さんとプレイしている画像が公開されていました。そっちには【私の可愛い奴隷ちゃん。いつもありがとう♡】とか書いてて、貢ぎをやってることなどどこにもありませんでした…」
「そりゃ、そうでしょうね笑」
「悔しいです……」
「まあ、あなたも相当悪いですね」
「う……はい」
「だけど、依頼は受けてあげる」
「へ?ほ、ホントですか!?」
「うん。あなたの夢も叶えてあげる」
「ありがとうございます!!!で、でもなんで受けてくれるんですか、僕みたいな情けない男のために」
「別に理由なんてなんでもいいの。恨みは恨み。それでいい」
「は、はぁ……」
「凛?ちょっと来客室へおいで」
私は凛と共同でこの依頼を受けることにした。
「失礼します」
「こ、こんにちは」
「はじめまして。エージェントの凛と申します」
「よ、よろしくです…。この方が依頼を受けてくれるんですか?」
「いいえ。凜と私の二人で実行します」
「え、理名さんもやるんですか?」
「うん、凛も兄妹奴隷も順調だし、そろそろ正式にウチのメンバーとして一緒に動こうね」
「わあ!やった!ありがとうございます!」
「よ、よろしくお願いいたします…」
「あとは彼からどんな復讐をしたいのか詳細をヒアリングしてごらん」
「わかりました!」
***
「じゃあ、えっと、秀夫さんでしたっけ?」
「はい…」
「彩って女ともし現実に会えたらどんなプレイがしたかったですか?それと彼女にどうやって堕ちてほしいですか?」
「え、えっと……その…」
「恥ずかしがらずでいいですよ。あなたがしたかったことの何倍もひどいことを我々はやってますので」
「う、、はい…そ、その…顔に乗ってもらったり、、脚で踏まれたり、、、、その…彼女の、、お、、おしっこを」
「はい。もういいですよ。できればあそこも脚も匂う方がいい、おしっこも飲みたい、使用済みのパンツもほしい。こんなところでしょ?」
「え……そ、そうです…」
「いいわよ。与えてあげる、きっちり300万円分ね」
「え、、、」
「それと、怨みはどうやって晴らしますか?」
「ひ、ひどい目に合ってほしいです、、騙したM男たちの手で」
「M男たちの手で、ですか…。そ、それは…」
「大丈夫。私がかき集めるから」
「だ、そうです笑」
「あなたがやってほしいことを意のままに提供する”S女”にしてあげますよ」
「そ、そんなことが本当にできるんですか…?彩さんって相当気も強そうですし…」
「あなたに渡すころにはメスブタ彩になってるから大丈夫」
「め、めすぶた……」
次回
ついに凛と理名が彩を捕まえる。
理名と凜のdoubleQueenにターゲットにされた彩の運命は・・・?
<予告>
彩「ふざけんな!!M男なんて搾取されてなんぼだろーがよ!!」
理名「そう。いいから早く決めなよ。そこのM男共全員に犯されるか、全員口で出すか」
彩「くっ……そんなの選べるわけねーだろ!ふざけんな!!」
理名「じゃあ、私が決めてあげよっか?あんたのアカウントでアンケート取ってみようか♡」
凛「さすが理名さんですね。そういう究極の選択させたら理名さんに敵う人はいないですね」
彩「どっちを選んでも、最悪じゃない…」
理名「どっちに転んでも地獄を与えるのがプロよ」
凛「彩さん。奥歯噛みしめてないで早く決めないと、この人どっちもやらせるだけですよ?笑笑」
※予告音声(音出ます)
おまけ
「あ、あの、なんであの依頼を受けたんですか?」
「え。だってかわいそうじゃない。純真無垢なM男騙して」
「そ、そうですか。やっぱり理名さんって正義感ありますよね」
「え~そお?私は単純にS女を豚にして、M男に奉仕させてる映像売ったらお金になるかなーって。最近エージェントも増えて経営厳しんだよね。ウチ」
「……ひどい」
作者は本作の続編を執筆中ではありますが、サイトに訪れていただいた皆様の反響で公開を判断します。
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