こちらは下記の続きです。
大学生カップルの悲劇 強制家畜つがい調教③
「もおーー莉子ってば酔っぱらいすぎーー!」
「は、、ハハハ、、はは...」
理名は莉子のアパートに近づくにつれて、掴んでいた腕は離さないまま、あたかも莉子が酔っぱらって介抱をしているように振る舞った。
「そういう田中も酔ってんじゃねーか。がははははは」
五条もまた、悠斗が酔っぱらって寝ているフリをして抱えている。
理名のこともこの時ばかりは田中と呼んでいた。きっと偽名だろう。
この二人の慣れた偽装に莉子は一層の恐怖を感じた。
(こんな慣れた感じで、友達を装うなんて...こういうことを絶対に過去にしたこともある...)
高校の時は短距離で県大会で準優勝したこともある莉子。一人だったらいきなり走り出せばバックを奪われてはいても身一つは助かるかもしれない。
そう考えたが、五条に抱えられた悠斗が何をされるかわからない。
彼らなら本当にそのまま拉致して殺しかねないと思うと、莉子は逃げ出すこともできず遂にマンションの扉を開けた。
「へえ。ここなんだ。学生の割にはいいところ住んでいるね」
オートロック付のマンションの7階に莉子の部屋はあった。単身向けのそのマンションは7階建てで7階のみ二部屋しかない。
家賃は張ったが、過保護な父親が低層階の女の一人暮らしは危険だから毎月仕送りをくれる代わりに安全なところに住むように命じた。
「最上階なんだ。」
「はい......」
エレベーターの扉が空き、見慣れた東京の夜景が見える。
莉子は遠くに見えるスカイツリーを眺めてから部屋に入るのが日課だった。
今夜は空気が澄んでいてよく見えた。
東京に住んでから、妹以外で初めての家族以外の入室者だった。
悠斗にもいつか遊びに来てほしいと思っていたが、今夜じゃないと思っていた。
願い通り悠斗は来室したが、まさか知らない獣の様な男女が一緒に入ってくるとは夢にも思っていなかった。
「へー。いい部屋じゃん。キレイにしてるし」
「おーいい眺めだな」
理名は見たこともない黒い筒の様な器具を取り出して壁にそれを当て、反対側に自分の耳を押し当てた。
「ね。壁も良い感じ。お隣さんもいないみたい」
集音器か何かだろうか。隣の生活音を探知して不在を確認したのかもしれない。
莉子はそんな道具を当たり前に出して、部屋に着くなりまずその確認をしている理名に震えあがった。
「さてと、じゃあ、彼氏の方は騒がれたら面倒だからこれでもはめておこっか」
「了解しました。手足も縛りますか?理名さん」
「ん-。最初は縛ろうか。まあ、すぐにどうせ逆らえなくなるけどね」
「まあ、そうですなw念のため、っと。」
まるで引っ越しの荷物を整理するような手際の良さで、莉子の前で悠斗はPC用の椅子にガムテープで手足を固定されてしまう。
口にはボールギャグをかまされ、叫ぶことも逃げ出すこともできない。
莉子はその”作業の”様子を立ったまま下を向いて見つめていた。
これから自分の身に何をされるのか、悠斗がひどい目に合うのか。
どちらを想像しても震えが止まらなかった。
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大学生カップルの悲劇 強制家畜つがい調教⑤
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